シャドーイングの勉強方を取り入れました

随分前から、同時通訳の勉強方として取り入れられている「シャドーイング」を研究してきました。シャドーイングとは、ネイティブが読む本のスピードでCDを止めずに、影のようについて(同時に)発音する練習法です。とても難しい勉強方法ですが、シャドーイングをする事により、ヒアリング力が確実に伸び、同時に発音が流暢になります。それに、この勉強方は、先生がいなくても出来るので、自宅で誰でもやる事ができます。英語の文章にはリズムがあるため、一字一句すべてを声に出して読んでいたら、いつまでたってもネイティブのような流暢な発音にはなりません。そして、耳で聞いた事を即座に声に出さなくてはいけないので、右脳と左脳の両方をしっかり使いこなしながら集中しなくてはいけません。
現在、リーディングを行っているクラスでは、まだシャドーイングには至りませんが、ある程度の速さでCDやMrs. Nozakiに合わせて読む練習をしています。一気に1冊の本を読み上げるので、普段日本語では使わないあごの筋肉を使う為、本が読み終わるとあごがものすごく疲れます。10月からのクラスでは、本格的にシャドーイングをリーディング以上のクラスに少しずつ入れていく予定です。
シャドーイングの経験をたくさん積むと、正しい場所で文章を区切って話す事が出来るようになります。また、外国人との会話では、相手の言っている言葉が、スーッと頭に入ってくるようになり、自分が話す英語も相手に通じやすくなります。英語のリズムを知る事により、「どこで間をおくか」「どのようなイントネーションで言うのか」が自然に身につきます。音の特徴を身につける事で、英語での会話にも自信が持てるようになると思います。毎回述べますが、英語は特技ではなく、人とコミュニケーションを取る為の手段です。誰とでもコミュニケーションのとれる英語力を身に付けましょう。 ご父兄で英語の発音に自信のない方は、このシャドーイングをすると発音が良くなります。お時間を作って是非毎日10分間自宅でトライしてみてください。