2020年大学入試改革とファミリー英語教室の勉強法について

2020年大学入試改革とファミリー英語教室の勉強法について

 

現在の高校1年生が大学入試をする時から完全に変わります。しかし、その前から少しずつ有名大学、マンモス大学では英語の試験が変わってきています。

 

私立大学の入試定員厳格化で、今まで募集定員よりもかなり多い数の合格者を大学は出してきました。しかし、文部省が定めた補助金のカットラインのため、2019年には定員の1.10倍がマックスになります。

 

英語の試験が外部試験に移行されます。4技能試験になるのに、一人一人の面接が大学入試では出来ません。その為、面接試験(スピーキング)がある外部試験結果が必要になります。スコアの有効期限は、高校3年生の4月から12月までの間に2回だけ受験することが出来、その2回のうちの良いスコアを提出します。例え何回もテストがあるTOEFLであっても、2回しか受験はできません。

 

主な英語4技能試験

英検/ TOEIC/ TOEFL/ TEAP/ GTEC/ IELTS/ ケンブリッジ英検

 

高校3年生の早い時期にハイスコアを出せば、残りの時間を他の教科の勉強ができます。

 

ファミリー英語教室としての大学入試対策:

有名大学を狙うのであれば、高校1年生までに英検2級を合格。

高校1年生と2年生で準1級にチャレンジ。(何度も落ちると思います)

高校2年生2月までに英検準1級筆記合格(ここでは面接は合格しません)

高校3年生6月に面接合格 見事英検準1級合格

 

4技能テストの優位性

一般入試では倍率が11.1倍ある早稲田大学文化構想学部でも、4技能入試で受験すると、倍率が1.8倍に。一般入試100人中合格者は約9名に対し、4技能入試では56名が合格できます。(2017年度入試倍率)

これでも分かるように、英検などの外部試験でハイスコアを持っていると大学入試にはかなり有効なのです。

 

現在の大学入試の英語テスト内容はエッセイ主流。昔みたいに文法問題や長文問題のテストではありません。自分の意見が指定文字数で記述できないといけません。

 

現在ファミリー英語教室では、英検5級から3級までの生徒は毎日英語で日記を書いています。一つの内容を詳しく書く練習を毎日し、書いた内容がそのまま会話で使えるように教室に来たら英会話の練習をします。

 

準2級以上の生徒には、現在の旬の話題を題材に、100文字前後のエッセイを週に1枚書いています。トピック内容を調べて、自分の意見を書く記述式ホームワークです。エッセイが書けるだけの文法力、表現力、単語力をつけるために、通常のレッスンではストーリーのある本を翻訳したりリスニングで理解する練習をしています。

 

現在1年に3回英語でのプレゼンテーションを行い、自分の意見を人前でも英語で堂々とスピーチする訓練も年少クラスからしています。

 

ファミリー英語教室は今の生徒たちではなく、10年後の生徒たちが喜べるレッスン内容を日々考え、レッスンに取り入れています。

 

以前は園児や小学生低学年がほとんどでしたが、ここ3年ほどで小学高学年から中学生、高校生までの大きな年齢の生徒がずいぶん増えました。以前は当たり前のように6年生卒業で学習塾に移行し、ファミリー英語教室をやめる生徒がほとんどでしたが今は違います。たくさんの保護者の方が、ファミリー英語教室の英語教育は学習塾と同じではない事を理解して下さり、使える英語が本当にこれから必要だと感じてくださっています。

 

小さいお子さんのご父兄は「大学受験はまだまだ」と思われるかもしれませんが、上記にも記載しましたが、外部試験のハイスコアを指定されている期間内に取るという事は、計画的に進めていかなければいけません。小学高学年になれば親のいう事は聞かなくなり、本人のやる気次第になります。その前に英語を得意にしましょう。得意になれば後回しにはなりません。

 

ファミリー英語教室は本気で英語を勉強する意思のあるご家庭のための英語教室です。

 

Mrs.Nozaki

June 27 2018